ビーズクッションのゴミの分類
ビーズクッションをゴミとして処分する場合にはどのような分類として処分することができるのでしょうか。
実は、ビーズクッションの分類は自治体ごとに違うので注意しなければなりません。
ビーズクッションはある自治体では粗大ゴミ、他の自治体では可燃ゴミと変わるため、引っ越した後などは間違った分類で捨ててしまうこともあるでしょう。
同じビーズクッションでも規定のサイズを越えるまでは「燃えるゴミ」、規定のサイズを超えると「粗大ゴミ」となる地域も多いです。
例えば、私が住んでいる神奈川県横浜市でも、基本的には「燃やすゴミ」として処分可能ですが、50cm以上のビーズクッションに関しては「粗大ゴミ」としてしか回収してくれないので注意が必要になります。
ビーズクッションの処分方法
ビーズクッションを処分したい場合、どのような処分方法があるのかをまとめていきましょう。
ビーズクッションの処分方法は主に、以下の3つの処分方法があります。
・自治体の粗大ゴミに出す
・不用品回収業者に依頼
・フリマアプリで売る
ビーズクッションのそれぞれ処分方法について詳しくご紹介していきます。
自治体の粗大ゴミに出す
先ほどもご紹介した通り、自治体によっては規定したサイズ以上のビーズクッションの場合、粗大ゴミとして処分することができます。
お住まいの地域の自治体が行なっている粗大ゴミ回収に自分から申し込まなければなりません。
高額ではありませんが、ビーズクッションの処分を自治体に依頼するには費用も多少かかる点も頭に入れておきましょう。
費用が安くて済むという利点はありますが、引き取ってくれる日にちが決まっていることもあるため、自分が処分したいときにすぐ処分できないということも多いです。
どのくらいのサイズのビーズクッションから粗大ゴミになるのかや、いくらくらいで引き取ってくれるのかなどの詳細については、お住まいの自治体のホームページなどをご確認ください。
不用品回収業者に依頼
不用品回収業者でもビーズクッションを引き取って処分してくれるのはご存知でしょうか。
確かに不用品回収業者に依頼すると、不用品回収費用がそれなりにかかってしまいます。
ですが、24時間365日土日祝日関係なく、こちらの都合の良い日時で不用品回収をおこなってくれるため、わざわざビーズクッションを処分するために有休を使うという必要がありません。
ビーズクッションは部屋の中でも大幅に場所を取ってしまうため、処分したいのに処分できないでいると邪魔で仕方ないです。
不用品回収業者に依頼すると費用は大幅にかかりますが、自分が処分したいときに即処分したいという場合や自分の空いている日や時間に即不用品を処分したいという場合には、不用品回収業者に依頼して回収・処分してもらうことがおすすめです。
フリマアプリで売る
ビーズクッションの処分方法として、フリマアプリに出店して売るという方法があります。
処分費用を取られるのではなく、逆にお金をもらえるという素敵な処分方法です。
特に、ゲームセンターなどの景品で、アニメやゲームなどのキャラクターもののビーズクッションは需要があり、それなりの金額で取引されています。
もし、持っているビーズクッションがゲームセンターなどの景品で、かつアニメやゲームのキャラクターものの場合、フリマアプリでの処分を強くおすすめしたいです。
スマホのアプリで気楽にビーズクッションを処分できるのはお手軽ですが、フリマアプリでビーズクッションを処分する場合には、以下の点に気をつけてください。
・糸のほつれや汚れが目につかないかどうか
・タバコの匂いなど人によって不快に感じる要素がないかどうか
・ビーズクッションの弾力がちゃんとあるかどうか
・送料こちら持ちでも他の処分方法よりお得かどうか
糸のほつれや汚れなどがあると、落札してもらえません。
破れやつぎはぎなどある場合も、落札されないでしょう。
タバコの匂いは人によっては非常に気にする点です。
そういった人によっては不快に感じるという要素はない方が良いでしょう。
ビーズクッションですので、クッション本来の快適な弾力が失われていた場合、落札者からのクレームの元になってしまうことも少なくありません。
近年はやりのフリマアプリは、商品の送料が売り手の方で負担しないといけなかったり、売り手の方で負担ということにしないと落札されにくかったりすることもあるので、気をつけてください。
ビーズクッションは分解すれば無料で処分できる
様々なビーズクッションの処分方法をご紹介してきましたが、ビーズクッションは自分で分解して外の布地と中のビーズとを分けてしまえば、無料で処分することができます。
ビーズクッションを分解して無料で処分できるようにするために必要なものと手順について、ご紹介していきましょう。
・ゴミ袋
・粘着カーペットクリーナー
・マスク
・ペットボトル(500mlでも2Lのものでも可)
・ハサミ
・ガムテープ
- STEP1マスクを身につけ、ビーズやビーズに付着したほこりやカビを吸い込まないように対策をする。
- STEP2ペットボトルの底を切り取った状態にする。
- STEP3ビーズクッションの角を切り取って穴状にし、そこに1でペットボトルを入れる。
- STEP4ペットボトルとビーズクッションとの隙間にガムテープを貼り付け、隙間をなくす。
- STEP5ビーズクッションの穴に入れてない方のペットボトルの穴の方にゴミ袋を取り付ける。
- STEP6ビーズクッションを傾けてペットボトルを通してビーズをゴミ袋に流し込んでいく。
- STEP7クッションカバーの布地は燃えるゴミに、ビーズは資源ごみとして捨て、床に飛び散ったビーズは粘着カーペットクリーナーで貼り付けて掃除する。
上記の手順でビーズクッションは解体できますが、経験談からあまりおすすめできません。
私も上記の手順で簡単に分解できると思ったのですが、想像以上にビーズが多く、床に溢れてしまったビーズに困惑。
粘着カーペットクリーナーだけではすぐに付着できず、四苦八苦した思い出があります。
目に見えないほこりやカビもあったせいか、マスクをしていましたが鼻がムズムズしたり、肌が痒くなったりしてしまいました。
余計に手間もかかりましたし、健康を害してしまうのではという不安も拭えなくて、自分一人で解体処分するよりもお金はかかりますが、不用品回収業者に回収を依頼したり、粗大ゴミとして処分したりする方が良かったなと後悔したのも嫌な思い出として残っています。
ビーズクッションは解体せずそのままの状態で粗大ゴミや不用品回収業者に処分を依頼することをおすすめしたいです。