カーペットは切断してから処分しよう|正しい処分方法をまとめた

不用品の処分方法

カーペットのゴミの分類について

カーペットは素材の種類によって「粗大ゴミ」、「可燃ゴミ」、「不燃ゴミ」の3種類に分類して処分していかなければならないのはご存知でしょうか。

カーペットを切断する前には、カーペットの端にあるタグをみて、どのような素材でできているのか確認してください。

カーペットの素材の種類別の分類は以下の通りです。

<粗大ゴミ>

・ホットカーペット

・丸めて30cm以上になってしまうカーペット

<可燃ゴミ>

・絹(天然素材)

・綿(天然素材)

・竹(天然素材)

・麻(天然素材)

・い草(天然素材)

・ウール(天然素材)

<不燃ゴミ>

・アクリル(合成繊維)

・ナイロン(合成繊維)

・レーヨン(合成繊維)

・ポリエステル(合成繊維)

・タイルカーペット(ゴム性素材)

上記の分類のうち、ある条件を満たすと処分の仕方が変わるものもあります。

丸めて30cm以上になってしまう大型のカーペットは、頑張って小さく裁断していくことで、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できる場合があるので気をつけてください。

ですが、小さく切断していくのは大変な作業になるのも心に留めておきましょう。

また、ホットカーペットについては、絶対に切断して処分しないようにしてください。

ホットカーペットには、中には電熱線が入っているため、切断してしまうと断面から鋭利に線の端が出てしまい、危険です。

鋭利になってしまった先端の危険性だけでなく、場合によっては感電してしまうということもあります。

ホットカーペットを処分する際には、粗大ゴミとして処分しましょう。

自治体によっては粗大ゴミではなく、大型の可燃ゴミとして回収してくれるところもありますので、お住まいの地域の自治体のホームページでご確認ください。

カーペットを小さく切断して処分しよう

ホットカーペット以外の丸めて30センチ以上になってしまうカーペットは切断して小さくすることで、粗大ゴミではなく可燃ゴミや不燃ゴミで処分していくことができます。

カーペットを小さく切断していくために必要な道具と手順、注意点についてご紹介していきましょう。

<必要な道具>

・大型の裁ち切りバサミ、もしくはカッターナイフ、万能ノコギリ

・マスク

・軍手

・ビニール紐

・カッターマットやダンボールなど下に敷くもの

文具のハサミでは力不足。

裁縫用の大型の裁ち切りバサミですとカーペットを切断しやすいです。

カッターナイフも布地が切れるタイプのもので、大きめサイズを選んでおくと良いでしょう。

万能ノコギリといった工具でカーペットを切断することもできます。

刃物を使うため、カーペットの下にカッターマットやダンボールなどを引いておくのも滑り止めになるためおすすめです。

大型の裁ち切りバサミやカッターナイフ、万能ノコギリを使うため、軍手があると怪我の防止や滑り止めにもなります。

切断したカーペットをビニール紐で縛るとバラバラにならず、捨てやすくなるので試してみてください。

<切断の手順>

カーペットの切断の手順について、ご説明していきます。

1.軍手とマスクを装着する。

2.カーペットの下にカッターマットか段ボールを敷く。

3. 大型の裁ち切りバサミやカッターナイフ、万能ノコギリを使って、カーペットを30cm×30cm、もしくは40cm×40cmの正方形に近い形で切断する。

4.正方形サイズに切断したカーペットを数枚重ねて紐で縛る。

5.ゴミ袋に切断したカーペットを重ねて縛ったものを入れて捨てる。

<注意点>

・ハサミで毛足の長いシャギーカーペットを切断するときにはハサミを使うと刃に毛が引っかからないのでおすすめ。

・カーペットはなかなか切断できず、力任せにしがちですが、いきなり切れたり、滑って体に刃が当たって怪我をしてしまったりすることもあるため、ゆっくり焦らず作業をしていきましょう。

・カーペットは表面も裏面も汚れや埃がつきやすいものなので、カーペットを切断する際には汚れてもよい服やマスクを身につけることをおすすめしたいです。

カーペットの切断が困難な場合はそのまま回収してもらう

確かにカーペットは切断すれば、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分することができます。

ですが、カーペットのサイズが大きいと切断するのも大変ですし、切断した後のカーペットをまとめていく作業も面倒です。

大型のカーペットになると、重さもあるため、切断していくのも力仕事になってしまいます。

粗大ゴミとしてカーペットを処分する場合、大型の重いカーペットですと収集場所に持っていくのも困難です。

またカーペットの素材が固いものであった場合には、切断するのが難しいということもあります。

ホットカーペットのように切断してはいけないカーペットもあるので気をつけなければなりません。

以上の点をそれぞれ考えた場合、切断して捨てたり粗大ゴミとして捨てたりするよりも不用品回収業者に回収してもらうことをおすすめしたいです。

不用品回収業者に依頼することで、大型のカーペットを切断したり、収集場所に持っていったりといった労力が必要ありません。

使わなくなったカーペットは家の中でも場所をとってしまうので、都合の良いときに素早く捨てたいと思っていました。

その点、不用品回収業者ですと、時間や日にちなどこちらの要望に柔軟に対処してくれるところが多いため、非常に都合が良かったです。

カーペットの切断の労力や粗大ゴミ収取場所に運ぶ手間、こちらの都合の日時に処分できる取った点で、不用品回収業者への回収依頼をおすすめします。

不用品回収の見積り方法を分かりやすく解説
不用品回収業者の見積りを依頼する方法 不用品回収業者に不用品の回収を依頼する際には、事前に見積もりを出してもらうことをおすすめしたいです。 見積もりを先に出してもらうことで、いくらかかるのか分かり、金銭的に安心して不用品回収...