自転車を捨てる時は防犯登録抹消手続きが必要
自転車を処分する際には防犯登録抹消の手続きをしておくことをおすすめします。
様々な自転車の処分方法がありますが、防犯登録を抹消しておくことで、処分後のトラブルを防ぐことが可能です。
例えば、防犯登録抹消の手続きをせずに自転車を人に譲った場合、譲られた人がその自転車に乗っている時に職務質問され、自転車の防犯登録と免許証の住所などが異なっていると警察から盗難の疑いをかけられてしまいます。
また、防犯登録抹消せずに処分を依頼した自転車が誰かに収集場所から持っていかれてしまい、その自転車が犯罪などに利用された場合には、防犯登録の際に登録した住所に住む人が疑われてしまうでしょう。
自転車を処分する際には、どのような処分方法でもしっかりと防犯登録は抹消しておくことを強くおすすめしたいです。
防犯登録抹消手続きは、自治体ごとに異なってきますので、お住まいの地域の自治体のホームページなどでご確認ください。
ちなみに私の住んでいる神奈川県横浜市では、最寄り自転車防犯登録所に防犯登録をしたときにもらう「自転車防犯登録甲カード」を持っていって手続きをしてください。
ホームセンターやサイクリングショップなどが自転車防犯登録所として指定されていることが多いです。
お住まいの県や自治体の自転車防犯協会などにお問い合わせの上、近くの自転車防犯登録所に向かわれると良いのではないでしょか。
自転車防犯登録甲カードを自転車防犯登録所に持っていき、手続きを済ませると、「自動車防犯登録変更(訂正)届」をもらえますので、数年間は大切に保存しておくようにしてください。
難しい手続きではないため、自転車処分後のトラブル防止の観点から、しっかりと処分する自転車の防犯登録を抹消しておきましょう。
自転車を処分する方法
自転車を処分しようと思っても、どのような方法が処分方法として合法なのか分からないという方も多いでしょう。
具体的な自転車の処分方法についてご紹介していきます。
自転車の処分方法は、以下の4通り。
・友達や知人に譲る
・自治体に回収してもらう
・リサイクルショップで売る
・不用品回収業者に依頼する
上記の方法で、自分が一番都合の良い方法を使って、自転車を処分していくと良いでしょう。
それぞれの処分方法を具体的にご説明していきます。
友達や知人に譲る
友達や知人に自転車を譲ることで、使わなくなった自転車を処分していくことができます。
タダであげるということにすれば、こちらも自転車の処分にかかる費用がゼロになりますので、どちらにとっても利益のある自転車の処分方法です。
ですが、気をつけなければならないのは、防犯登録の抹消をしておかないといけないということ。
自転車を譲った相手が職務質問をされた際に身分証明書と住所が異なることでトラブルになったり、譲った相手が何か自転車事故やトラブルを起こした際に、防犯登録された住所の人物が疑われてしまったりします。
自転車の防犯登録カードを無くしてしまっている場合には、各都道府県にある自転車防犯協会のホームページに「譲渡証明書」というものがダウンロード可能です。
譲渡証明書に必要な情報を書いて作成してから、友達や知人に自転車を譲っていきましょう。
自治体に回収してもらう
粗大ゴミとして自治体に自転車を回収してもらい、処分していくこともできます。
粗大ゴミシールを購入し、所定の粗大ゴミ収集場所にもっていくだけで処分完了です。
多少お金はかかりますが、数百円程度で自転車を粗大ゴミとして引き取ってくれる自治体が多いですが、自治体ごとによって値段は変わってくるため、お住まいの地域の自治体のホームページで詳細をご確認してください。
自転車を粗大ゴミとして処分する際に気をつけないといけないことがあります。
必ず、鍵をかけて粗大ゴミとして収集場所に持っていくようにしてください。
粗大ゴミ収集場所には、まだ使えそうなものを持っていってしまう人も来てしまいます。
まだ動く自転車や状態の良い自転車ですと、そういった方たちに持っていかれる可能性も高いです。
ただ持っていかれてしまうだけなら良いですが、持っていかれた自転車が犯罪に利用されたり、不法投棄などされたりした場合には、盗んだ人間ではなく、自転車の登録者が疑われてしまいます。
鍵をかけておくことで、持っていかれてしまうリスクが大幅に減るので、粗大ゴミとして自転車を処分する際には、しっかりと鍵をかけておきましょう。
リサイクルショップで売る
高級ブランドの自転車やロードバイクを処分したい場合にはリサイクルショップに売るという方法があります。
今、いわゆるママチャリの値段が非常に安くなっており、リサイクルショップでの買取金額がとても安かったり、引き取ってもらえなかったりする場合も多くなってきているので注意が必要です。
ブランド物の自転車やロードバイクをお持ちの場合には、それなりの査定額で引き取ってもらえる可能性も高いため、リサイクルショップに売って処分するという方法も良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する
状態が悪く、誰かに譲渡したり、リサイクルショップで処分したい自転車が買い取ってもらえなかったりする場合には、不用品回収業者に自転車の処分を依頼するというのもすぐに処分できて良いです。
自転車は分解して処分するのも難しいので、自分の都合の良い日に手軽に簡単に処分してもらえる不用品回収業者に依頼するのは、手間や時間の節約という点で、多少お金がかかっても良い選択になるでしょう。
お金がかかってでもすぐに処分したいという方には、不用品回収業者に処分を依頼することをおすすめしたいです。