マッサージチェアは解体した方が安くすむ
私の住んでいる横浜市では、75キロまでの不用品ならば回収可能です。
処分費用も1,000円とかなりリーズナブル。
ですが、マッサージチェアとなると、この75キロまでという範囲を超えてしまう製品もあり、75キロを超えるマッサージチェアは回収してもらえなくなってしまいます。
自治体に不用品回収してもらえないマッサージチェアを処分する際には、マッサージチェアを解体することで、75キロ以下の重量にして不用品回収してもらうという方法があるのはご存知でしょうか。
マッサージチェアを解体することで、自治体の不用品回収してもらえるというメリット以外に、以下の2点のメリットもあります。
・簡単に解体可能な点
・解体して分別しゴミとして処分することで処分費用が安くなる点
マッサージチェアは工具さえしっかりと揃えれば、簡単に解体していくことができます。
マッサージチェアを解体し、パーツを分別していくことで、不用品回収ではなく通常のゴミ回収として処分できることも多いです。
ですので、多少手間がかかっても処分費用を安くしたいという方には、マッサージチェアを細かく解体し処分することを強くおすすめします。
一方で、マッサージチェアを解体し処分することにはデメリットもあるので、気をつけてください。
・解体作業に手間がかかる点
・解体できないという最悪のパターンもありうる点
大きなマッサージチェアを解体するのは、作業量も多く、一人で行うのは非常に手間がかかります。
数時間かけて解体できたということも少なくありません。
さらに、マッサージチェアの構造や作業工程に慣れていないと完璧にマッサージチェアが解体できず、中途半端に解体した状態となり、結果、処分費用もあまり解体しない場合と変わらなかったということもあります。
しっかりと事前にマッサージチェアの構造や解体方法を調べてから、マッサージチェアの解体作業をしていくとう良いのではないでしょうか。
マッサージチェアの解体方法
一般的なマッサージチェアの解体方法をご紹介していきましょう。
座面に張られている革や合成皮革を椅子本体からはがしていきます。
マッサージチェアに対して革がファスナーで止められて覆っている場合が多いので、ファスナーを開いて革張りを引き抜いていくことではがすことが可能です。
ドライバーを使って、ネジ留めされている箇所からネジを外していきます。
ネジがきつく締められていることも多いですので、電動ドライバーがあると便利です。
ネジの大きさもまちまちなため、ドライバーのアタッチメントの種類もある程度必要ですので気をつけてください。
Eリングと呼ばれる留め金もあり、マイナスドラバーをてこの原理で使って外すと楽ですが、自分の方に飛んでくることもあるので、保護メガネもあると安全です。
配線やコードは切り取らずに作業すると邪魔ですので、ハサミやカッターなどで切り外しましょう。
ネジや配線を外すと、マッサージ機本体を骨組みから外していくことが可能になります。
マッサージ機本体は非常に重いですので、一人で作業する際には足などに落として怪我をしないよう、気をつけてください。
なるべく、2人以上で取り外し作業をされることをおすすめします。
さらにマッサージチェアの骨組みと土台を繋いでいる部分にあるネジやEリングを外し、マッサージチェアの骨組みと土台を分離させます。
マッサージチェアの骨組みも土台も大きなパーツになるので、処分する日までの置き場所などあらかじめ決めておきましょう。
マッサージチェアの骨組みや土台にネジ留めされている細かなパーツをできるだけ外しておきましょう。
上記の過程で分解された革張りやネジ、骨組みや土台はゴミとして処分できるものと行政の基準内で回収できる不用品とに分けて処分してください。
どうしても解体できない場合の処分方法
マッサージチェアの解体方法について手順を追ってご説明してきましたが、自分では解体作業ができそうにないなと思った方やそもそも解体作業が苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
無理に苦手な解体作業をしたくないという方や、どうしてもうまくマッサージチェアを解体できないという方には、以下の4つの処分方法をご提案したいです。
・不用品回収業者に依頼
・販売業者で買い替え
・リサイクルショップで売却
・フリマサイトを利用
それぞれの処分方法について詳しくご説明していきます。
不用品回収業者に依頼する
一番手っ取り早くかつ素早く処分できるのは不用品回収業者に依頼することです。
業者によっては365日24時間対応可能というところもあります。
さらに、自宅の中まで不用品を回収しに来てくれるため、解体が必要な大型かつ重量のあるマッサージチェアの処分には非常にありがたい方法だと言えるでしょう。
どの方法で処分しようか迷った際には、不用品回収業者に依頼されることをおすすめしたいです。
販売業者で買い替え
マッサージチェアを買った販売業社に処分方法を相談するという方法もあります。
販売業社によっては、有料でマッサージチェアを引き取ってくれることもありますし、新たに新品のマッサージチェアを購入するのでしたら、購入するマッサージチェアの販売業社が古い製品について下取りをしてくれる場合もあるので、確認してみてください。
リサイクルショップで売却する
マッサージチェアの状態が良く、新品に近いという場合にはリサイクルショップに売却するというのも処分方法として良いでしょう。
リサイクルショップも無料で引き取りにきてくれるというところもありますので、解体するのはもったいないほど状態が良いマッサージチェアはリサイクルショップに売却されるのをおすすめしたいです。
フリマサイトを利用する
ヤフオクやメルカリといったフリマサイトにマッサージチェアを出品して、処分するという方法もあります。
スマホ1つで気軽に出品できますが、処分できる日時が不透明で、送料や梱包の手間はこちらの負担になるというデメリットもあるため気をつけてください。